いろいろなことに挑戦する記録

二児のワーママ、人生を合理的に進める記録

【書評】★3 家事なんて適当でいい

この本は、私が一人目の育児を頑張っていた頃に読んだ方が良かったような気がする。
というのも、当時は家事も子育ても夫の世話も頑張るぞいと謎に粋がってた頃だったからである。適当なんて、もっての他。仕事人間としての面を育児に持ち込もうとしていたあの時。
本書は「死なせない育児」で有名なInstagram発祥の双子の女の子ともう一人持つ3人姉妹の母ボンベイさんの著書。双子ちゃんを二つのエルゴで前と後ろに背負う動画を見て初めて「エルゴってそんなことしていいんだ・・・」と感銘を受けた。

 

家事なんて適当でいい!

家事なんて適当でいい!

 

 元々は SNSで発信していたものをまとめたものだと思うが、私のように母親6年目も近づいてい来るとだんだんとどこを手抜きすればいいのかわかってきて、まぁこの手の本は大体読みきった感がある。既視感あるものが本屋にはごまんとそろっている。よほどのファンでない限りは買わなくても良いかなと思う。まぁファンというか応援したいから買ってしまったが(笑)。それであったら他の同じような本で家事は手抜きでレシピがたくさん載っている別の方法がお勧めする。

仕事、子育て、そして家事。 働くお母さんの楽しみ方

仕事、子育て、そして家事。 働くお母さんの楽しみ方

 

 

家事は確かに手抜きでいいのは事実だがそれができない初めての子育ての人がどうしても完璧主義になりがちな幼稚園ママ、家事はやらなきゃいけないと自分に呪いをかけている人には一読をお薦めする。
一方、私のように何か悟りきったワーママや既にもう疲れてしまった人にはそこまでお勧めにはならない。
適当でいいということは確かなんだが、その適当でいいことの具体性が少ない。例えるならルンバ洗濯乾燥機食洗機などありきたりなものである。既にその3つは平成(あるいは令和の)三種の神器として導入している家庭も多いだろう。
 
しかし私はこの筆者に心から敬意を表するッッ!
子供がいる、さらに下が子供が双子であるというご家庭は仕事柄よく見るのだが、双子というものは同時に泣くしお互いに相手を邪魔してくる。こんな中でほとんど自分の事なんかできないだろうし、家事ことなんかできないだろう。まさに「死なせない育児」というのは「デッドライン」。本質である。
それを乗り越えてもう幼稚園に近い年齢になっているだろうが、そこまで育て上げたことに本当に心から尊敬する。
 
これからも家事と子供の子とうまい具合家事と子供の子とうまい具合にバランスをとり筆者なりの答えを出して欲しい。ファンはそれを望んでいると思う。
どちらかというと、双子育児のコツみたいなほうが良かったかも?まぁ双子自体がレアだからマーケティング考えると出せないよねぇ(ぼそっ