いろいろなことに挑戦する記録

二児のワーママ、人生を合理的に進める記録

【仕事】保育園での足の指の骨折について

自分も小学校2年生の時にやらかしたことがあるのですが、子供って意外に物を落とし、足の指に激突することがあります。当時私は右の親指の爪の付け根を骨折。ギプス対応でした。

 

足の骨折については

足の指の骨折 - 25. 外傷と中毒 - MSDマニュアル家庭版

こちらを参照。

 

似たようなことが勤務している保育園でも起こりました。

担任によると「こんなに泣いたことがない」ということでした。

私は

・足の指の付け根が内出血していること。

・言葉で表現できる年齢でないこと。

・担任がいつもと違うと言っていたこと

を根拠に、受診したほうがいいと思いました。

結局私の押しが弱かったこともあり、園長判断で即座の受診には至らず、親御さんが帰宅後、受診→骨折判明。そして翌日から毎日看護師が昼間受診、という流れとなりました。くやしい。

 

二件目も同じでした。しかしステンレスの保温機能つきの重い水筒が足の爪に激突。その子は思ったよりも泣いておらず、ただ歩くと痛いとのこと。

一件目のこともあること、ゴールデンウィークが間近であり骨折していたら大変であること(クリニックが閉まっているためより大きな病院に行かなければならない手間となる)、もし折れていた場合その子のゴールデンウィークQOLが格段に下がることを理由に受診しました。

 幸い骨折はしていなかったけれど、内出血および外出血があったため、処置あり。翌日に親御さんに受診してもらうこととなりました。

 

今回のことは防ぎようがない事故だったのでしょうか。

個人的に考えてみたいと思います

原因に対して

・保温冷ステンレス素材の水筒を使わない(重いから)

→昼ごはんのあとには流して洗うんだから、プラ製でも十分と思われる(ここは園長に相談してみたい)

発生後のアセスメントについて

・フェイススケールを用いる

→小児はコミュニケーションが全員が全員大人のように完璧に出来るわけではない。そういった時のフェイススケールは重要になる。

・担任の言葉を重用する

→毎日見ている担任のほうが、どれくらいおかしいかわかる。信用していることきちんと伝え、担任との信頼関係を構築する。

 

今回一件目で受診をためらった背景には「過剰な心配、念のため受診」が常習化していることがあったからでした。前職(外来)でそんな理由で予約外受診してきたら即家に帰します案件がここでは多すぎました。

ご両親ご家族に対しても、ちゃんとしたアセスメントを伝えることにより納得してくれる場合もあるかもしれません。

やはりどんなところでもアセスメントは大事だと思いました。今月はアセスメント強化月間とします。また、親とのコミュニケーションも大事にしていきたいです。