いろいろなことに挑戦する記録

二児のワーママ、人生を合理的に進める記録

子宮内避妊用具(IUD)ミレーナを挿入してみた記録

今年4歳になる娘と2歳になる息子の看護師母が生理痛に耐えかねて子宮内黄体ホルモン放出システム「ミレーナ」を入れてまた一歩超人化を進めた話。

 

始まりは・・・

「子供を産んでからというものの死ぬほど生理痛がひどい!」ということ。

初めての妊娠の前は、生理痛などいざ知らず、むしろ生理不順で整理が来なかった時もありました。この生涯で生理痛が痛いなど気にする間もなくあれよあれよと2人子供が生まれました。

ところがどっこい2人目の子育てが安定したころに生理再開。そして死ぬほど痛い生理痛。

なんなんだこの痛みは。そう確かに出産の陣痛も痛かった、後陣痛もほぼ逝きかけた。だがこれは種類が違う痛みだ。けれど生理周期は6週間ーー忘れたころに来る生理の3日目ぐらいまでロキソプロフェンでちょいオーバードーズ気味にキメれば何とかなっていた。

しかしそれにも限界が来た。いつまでもロキソプロフェンを握りしめて床をのたうち回る生活を続けるのか?閉経まではたして?これはいけない、どげかせんといかん。やはり前々から小耳にはさんでいたミレーナを、入れなければならない。

 

いざ婦人科へ

たまたま生理の期間中に夫が平日休みだったため、これは天啓だとその日に婦人科受診。妊婦のころからずっと通っていたレディースクリニックでミレーナを扱っているのは半年前からリサーチ済みだ。平日の夕方にいけばほとんど待ち時間もないこともすでに把握済み。生理3日目ですでに手元のロキソプロフェンは底をついていた。夫の歯痛用のロキソプロフェンも横流ししてしまった。

順番を呼ばれ診察室に入るとなじみの先生が問診と内診を実施。

そして「あ~子宮腺筋症だね」と診断。なんやねーん。やたらと内膜が厚かった様子。内診台の上で「ミレーナ保険ききます?」とここぞとばかりに聞くワイちゃん。てっきりもう一度ミレーナの説明があってからかと思ったが、意外にそのまますっと入れてもらいました。

ミレーナは棒の先っぽについていて、えいやっと入れる感じ。押される感じと、何かが入ったような感じがありました。入れたら場所をチェックするためのエコーをとって終わり。

 

ミレーナって?

バイエル薬品による子宮内黄体ホルモン放出システムです。黄体ホルモンが局所的にじんわり5年間にわたって放出されるもの。子宮内膜が厚くならないため、排卵があっても着床が起きないため避妊具としても有名。(避妊具としては保険適用内、月経困難症には保険適用)私のようにやたらめったら内膜が厚くなって生理の時に塊で血が出てくるようなタイプには朗報でしょう。

詳しくは公式HPにて。

 

 

気になるお値段

ついでに2015年以来だった子宮頸がん検診も受けました。なのでお値段子宮頸がん検診含め、約12200円。全額自費になるかと思ったがきっちり保険適用でした。ああよかった(持参した諭吉たちを財布に戻しつつ)。

 

アフターフォロー

婦人科の先生には「特に何もなければ定期受診はしなくていいよ」といわれましたが、本来は定期的な点検が必要なものだと思います。確実な手技じゃないと子宮内感染が起きる可能性もありますし。「1年に1回は子宮頸がん検診受けに来たほうがいい」といわれたので、それついでに点検でもいいと思います。まぁ子宮頸がん検診というより個人的には子宮体がん検診を毎年受けたい所存ですが。

 

ミレーナの点検については定期的に書いていきたいと思います。

 

 

個人的メモ

 

子宮腺筋症…子宮内膜組織が子宮筋層で増殖して生理のたびに増殖と剥離を繰り返す